Effects of EMDR vs. waiting list for adults with post-traumatic stress disorder: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials.
この研究について比較の相手は待機していた群だけで、他の治療との比較ではありません。著者自身が根拠の確かさを低いと評価しています。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス
- 著者
- Villegas-Ortega J.・Galvez-Arevalo R.・Castilla-Encinas A.M.・Gutiérrez-González B.・Apolitano-Cárdenas C.I.・Alvarez-Arias P.・Paredes-Angeles R.・Taype-Rondan A.
- 掲載誌
- Journal of affective disorders
- 巻号ページ
- 392巻 論文番号120134
- 発行年月日
- 2025年8月26日
- PMID
- 40876652
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある成人。無作為化比較試験12件、計690名。
E|介入
EMDR。待機リストとの比較。
C|比較
対象とした研究:PRISMA 2020に沿って選択した無作為化比較試験12件。Cochraneのバイアスリスク評価とGRADEによる確実性評価。
O|結果
本メタアナリシスによれば、EMDRは治療後のPTSD診断喪失の可能性を高めうるが(リスク比2.13、95%信頼区間1.08〜4.23)、追跡時は不確実であった(リスク比3.56、95%信頼区間0.82〜15.48)。PTSD症状も治療後(標準化平均差 −1.19、95%信頼区間 −1.70〜−0.68)と追跡時(−0.88、−1.62〜−0.13)に低減しうるが、エビデンスの確実性は低〜非常に低であった。抑うつ・不安・社会的障害・睡眠障害でも同様の傾向が見られたが、長期効果は不明である。生活の質・治療の受容性・有害事象を評価した研究はなかった。著者らは、盲検化と割付の秘匿の不備がバイアスのリスクを高めていると述べている。
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