Posttraumatic stress disorder treatment outcomes for events related to institutional betrayal.

効果を検証した研究効果研究(設計の記載なし)
著者
Bruce M.J.・Little D.M.・Hernandez-Tejada M.A.・Acierno R.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
38巻6号1086-1093頁
発行年月日
2025年7月6日
PMID
40879332
技法
CPT
研究デザイン
効果研究(設計の記載なし)

この研究のまとめ

P|対象

組織的裏切りに関わる出来事の後に受診した方57名と、無作為に選ばれた裏切り体験のない対照57名。性的虐待の既往がある方は除外。

E|介入

CPT(認知処理療法)を中心とする標準的な治療(単一プロトコル12〜15セッション)。

C|比較

比較対照:裏切り体験のない対照57名。

O|結果

裏切りを経験した方は第3セッションより前に治療を離れる傾向が強く(Cramer V=0.206)、特に男性(0.303)と黒人の患者(0.155)で顕著だった。治療にとどまった方は、目標達成のために追加の、あるいは異なる治療プロトコルを必要とした(筆記エクスポージャー療法+CPT対CPT単独、持続エクスポージャー療法+CPT対CPT単独など、Cramer V=0.276)。それでも反復測定分散分析では、裏切り体験の有無にかかわらずPTSD(ηp²=0.61)と抑うつ症状(0.52)の有意な減少が認められた。著者らは、組織的裏切りの有害な影響を裏づける臨床的に重要な懸念であり、この病態での治療継続を高める研究が必要だと述べている。

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