8-day intensive treatment programme for PTSD and complex PTSD vs treatment as usual: a clinical trial.
この研究についてくじ引きではなく話し合いで治療を選んでいるため、選んだ方の特徴が結果に影響しうる点に注意が要ります。EMDR単独ではなく、複数の治療を含む8日間の集中プログラムです。
効果を検証した研究対象:PTSD非無作為化比較試験全文が読めます
- 著者
- Gahnfelt H.・Weineland S.・Carlsson P.F.G.・Blomdahl C.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 9巻1号 論文番号2553422
- 発行年月日
- 2025年9月16日
- PMID
- 40955837
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 非無作為化比較試験
この研究のまとめ
P|対象
PTSDまたは複雑性PTSDのある患者101名。スウェーデンの精神科外来。
E|介入
8日間の集中治療プログラム(ITP)。持続エクスポージャー療法・EMDR・身体活動・心理教育を含む。
C|比較
比較対照:従来の間隔をあけた通常治療(TAU)。割付は共同意思決定による(無作為割付ではない)。治療後と追跡でPTSD症状を測定。
O|結果
治療後にPTSD症状の有意な減少が両条件とも大きな効果量で認められ、追跡時にも維持された。症状の減少の程度に、治療後・追跡時とも治療群間の有意差は認められなかった。追跡時にPTSDの基準を満たさなくなったのは集中治療プログラムで73.3%、通常治療で74.4%であった。脱落率には治療群間に有意な差があり、集中治療プログラム4.3%に対し通常治療24.1%であった。著者らは、集中治療プログラムが複数の治療の選択肢がある医療の場で有効な治療と見なしうるとし、治療効果を切り分ける無作為化研究と、脱落率の差を説明する要因の探索が今後の重要な方向だと述べている。
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