Eye Movement Desensitization and Reprocessing Therapy in Persons With Personality Disorders: A Randomized Clinical Trial.

この研究についてPTSDではなくパーソナリティ症が対象です。比べた相手は順番待ちの群なので、他の治療より優れているかは分かりません。副作用は起きませんでした。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Hofman S.・Hafkemeijer L.・de Jongh A.・Slotema C.W.
掲載誌
JAMA network open
巻号ページ
8巻9号 論文番号e2533421
発行年月日
2025年9月2日
PMID
40996761
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

SCID-5-PDでパーソナリティ症と診断された患者159名(平均35.4歳、女性81.8%)。オランダの2施設の専門外来。2021年2月〜2024年10月。

E|介入

EMDR(79名)。パーソナリティ症の症状に結びつくトラウマ的・逆境的な記憶を標的とする90分×10セッションを5週間。

C|比較

比較対照:待機リスト対照群(80名)。多施設・単盲検の無作為化臨床試験。ADP-IV・SCID-5-PD・パーソナリティ機能水準尺度(LPFS)・情動調節困難尺度(DERS)を治療前・治療後・3か月後に評価。intention to treat。

O|結果

EMDRは待機リスト条件を上回った。ADP-IVは治療後(β=−37.93、Cohen d=0.31)と追跡時(β=−45.73、d=0.46)、SCID-5-PDは治療後(β=−3.65、d=0.48)と追跡時(β=−3.70、d=0.61)、パーソナリティ機能水準尺度は治療後(β=−3.13、d=0.31)と追跡時(β=−3.62、d=0.43)、情動調節困難尺度は治療後(β=−9.03、d=0.35)と追跡時(β=−11.73、d=0.62)で有利であった。パーソナリティ症の寛解はEMDR群のほうが多く、治療後(ADP-IV 38.3% 対 6.8%、SCID-5-PD 33.3% 対 7.8%)、追跡時(ADP-IV 45.4% 対 5.9%、SCID-5-PD 44.1% 対 15.8%)であった。脱落は4名(5.1%)で、有害事象はなかった。

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