Pre-Treatment Resilience as a Predictor of Veterans' Post-Traumatic Stress Disorder Symptom Outcomes Immediately and Up To 12-Months Following Intensive Cognitive Processing Therapy.

この研究について治療の効果ではなく、治療前のレジリエンスが結果を左右するかを調べたものです。レジリエンスが高い方は症状が軽い傾向にあった一方、治療による改善の大きさ自体には関係していませんでした。
効果を検証した研究対象:PTSD効果研究(設計の記載なし)全文が読めます
著者
Ptak M.K.・Smith D.・Pridgen S.・Held P.
掲載誌
Journal of clinical psychology
巻号ページ
81巻12号1213-1220頁
発行年月日
2025年10月11日
PMID
41074762
技法
CPT
研究デザイン
効果研究(設計の記載なし)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある退役軍人727名(平均年齢45.1歳)。

E|介入

CPT(認知処理療法)にもとづく2週間の集中PTSD治療プログラム(ITP)。

C|比較

比較対照:なし。プログラムの開始時と終了時にレジリエンスを測定し、PTSD・抑うつはプログラム中1日おきと3・6・12か月後に測定。治療前のレジリエンスと治療中のレジリエンスの変化が症状の変化と関連するかを検討。

O|結果

治療前のレジリエンスが高い退役軍人は、プログラムを通じてPTSD(b = −0.24、p < 0.001)と抑うつ(b = −0.10、p < 0.001)の重症度が低い傾向にあった。一方、治療前のレジリエンスは、PTSD(b = −0.01、p = 0.492)と抑うつ(b = −0.01、p = 0.184)の治療の軌跡の違いとは関連していなかった。治療の開始から終了までのレジリエンスの改善は、PTSD(b = −0.24、p < 0.001)と抑うつ(b = −0.10、p < 0.001)の改善と関連していた。治療前のレジリエンスは、治療後3か月・12か月時点のPTSD重症度、および3か月・6か月時点の抑うつ重症度と関連していた。

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