Nuances in the memory undermining effects of EMDR and imagery rescripting.

この研究について効果ではなく、記憶への副作用を検討した総説です。虚偽記憶の危険について注意を促しています。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
著者
Otgaar H.・Houben S.T.L.
掲載誌
Current opinion in psychology
巻号ページ
67巻 論文番号102198
発行年月日
2025年10月16日
PMID
41161018
技法
EMDR
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

EMDRおよびイメージ書き直し法を受ける人。

E|介入

EMDRとイメージ書き直し法。記憶を弱める作用とその副作用を検討。

C|比較

対象とした研究:両技法の記憶への作用に関する既存の知見。

O|結果

本総説は、両技法とも記憶の鮮明さと否定的な情動性を下げることで記憶の質を弱めるように見えると整理している。EMDRで用いる眼球運動は自発的な虚偽記憶を増やすように見えるが、暗示への被影響性は高めないとしている。イメージ書き直し法の虚偽記憶生成への影響は知見が一致していない。さらに、EMDRを用いる臨床家にはかなりの割合で抑圧された記憶という考えを強く信じる人がおり、EMDRは回復された記憶の発生と関連づけられてきたとする。抑圧記憶への信念が暗示的な技法を促し、虚偽記憶生成の危険を高めうると述べている。

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