Ketamine Assisted EMDR Therapy™ for PTSD: investigating the synergistic effects of pharmacotherapy and psychotherapy.

この研究について8名の診療記録をさかのぼって調べたもので、対照群はありません。ケタミンを併用する改変版で、標準のEMDRとは異なります。
効果を検証した研究対象:PTSD後ろ向きコホート・診療記録調査全文が読めます
著者
Topel M.・Ciccone D.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
53巻13号6376-6388頁
発行年月日
2025年11月4日
PMID
41186022
技法
EMDR
研究デザイン
後ろ向きコホート・診療記録調査

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある成人8名。私設の心理療法オフィスの受診者。

E|介入

ケタミン併用EMDR(KA-EMDR)。低用量の舌下ケタミン(37.5〜75mg)を記憶の賦活後に自己投与し、EMDRの再処理を行う。

C|比較

比較対照:なし。同一群の治療前と4セッション後の比較。

O|結果

本稿によれば、PTSD症状得点はベースラインの平均15.50から4セッション後に9.88へ有意に低下し、効果量は大きかった(g=1.01)。機能障害の得点も8.50から5.25へ有意に低下した(g=0.82)。受診者は恐怖の軽減、自己への慈しみと感情の明晰さの増加、抵抗感の減少、有害事象のわずかさを報告した。著者らは、より大規模な無作為化研究が必要だと述べている。

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