Psychosocial interventions for anxiety disorders in adults: evidence mapping and guideline appraisal.

この研究についてEMDRの効果を測った研究ではなく、各国のガイドラインが何を推奨しているかを突き合わせた整理です。対象はPTSDではなく不安症で、パニック症についてはEMDRは推奨されていない、という結果です。
効果を検証した研究システマティックレビュー全文が読めます
著者
Huang C.・Liu X.・Liu Y.・Luo C.・Cai J.・Wang Y.・Chen J.・Shi Z.・Jin X.
掲載誌
Frontiers in psychiatry
巻号ページ
16巻256-262頁
発行年月日
2025年10月20日
PMID
41190305
技法
EMDR
研究デザイン
システマティックレビュー

この研究のまとめ

P|対象

成人の不安症。9か国の診療ガイドライン14件。

E|介入

EMDR(曝露療法・仮想実生活内曝露療法とともに、ガイドラインの推奨を突き合わせられた心理社会的介入の一つ)。

C|比較

対象とした研究:国内外のガイドラインサイト・専門学会サイト・関連データベースから成人の不安症への心理社会的介入を扱うガイドライン14件(9か国)を集め、AGREE II で質を評価して推奨を1つの根拠地図に統合。

O|結果

本レビューによれば、採録した14件のAGREE II 得点は64.4%〜96.3%の範囲だった。認知行動療法は全般不安症・パニック症・社交不安症の治療について強い裏づけを示した。一方でEMDR・曝露療法・仮想実生活内曝露療法は、パニック症には推奨されていなかった。分離不安症への心理社会的介入について推奨を示したガイドラインはなかった。著者らは、成人の不安症への心理社会的介入のガイドラインは質も推奨内容も大きくばらついていると結論づけている。

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