A Randomized Controlled Trial Comparing Group Transdiagnostic Behavior Therapy (TBT) and Group Disorder-Specific Psychotherapies in Veterans With Emotional Disorders.
この研究について調べられているのは「診断をまたいで使える集団療法」で、認知処理療法は比べられる側です。効果は同等でしたが、治療開始の速さと脱落の少なさでは相手のほうが上回りました。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Gros D.F.・Allan N.P.・Pavlacic J.M.
- 掲載誌
- Journal of clinical psychology
- 巻号ページ
- 82巻3号387-399頁
- 発行年月日
- 2025年11月7日
- PMID
- 41200839
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
うつ病とPTSDのある退役軍人243名。
E|介入
集団の疾患特異的心理療法(G-DST。PTSDには認知処理療法、うつ病にはうつ病への認知行動療法)。
C|比較
比較対照:集団の診断横断的行動療法(G-TBT)。無作為化臨床試験。臨床症状の評価項目・患者の満足度と参加・受付から治療開始までの日数を検討。
O|結果
予想どおり、うつ病とPTSDの症状は主診断群のなかで診断横断的行動療法で一貫して低下し、関連症状と機能障害も低下した。これらの成績は概して疾患特異的心理療法の成績と一致していた。治療満足度は群間で同様だった一方、診断横断的行動療法では集団への割り当てが有意に速く、脱落も少なかった。著者らは、診断横断的行動療法が確立した疾患特異的心理療法と同等の効果をもつことを支持する所見だとしている。
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