Concomitant Psychotropic Medication Is Associated with Reduced Outcomes of Trauma-Focused Psychotherapy for Post-Traumatic Stress Disorder.
この研究について薬を飲むかどうかを無作為に決めた研究ではありません。薬の併用が改善を小さくしたのか、もともと重い方ほど薬を使っていたのかは、この設計では分けられません。
効果を検証した研究対象:PTSD前向きコホート・縦断研究全文が読めます
- 著者
- Steenen S.A.・Westrhenen R.V.・Steenen C.C.・Klausch L.T.・Jongh A.D.
- 掲載誌
- Psychotherapy and psychosomatics
- 巻号ページ
- 1-19頁
- 発行年月日
- 2025年11月10日
- PMID
- 41212824
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 前向きコホート・縦断研究
この研究のまとめ
P|対象
オランダの心的外傷専門センターで2021〜2024年に治療を受けた、慢性または遅発性のPTSDのある成人6,125名。
E|介入
2〜8日間の集中的なトラウマ焦点化心理療法(持続エクスポージャー療法とEMDRを毎日実施)。
C|比較
比較対照:向精神薬を併用していない群。併用群は1,382名。
O|結果
CAPS-5得点は平均25.7点改善した(Cohen d=−2.30)。向精神薬の併用は、非併用に比べて症状改善の小ささと関連していた(推定差−2.52点、相対的減少−9.4%、95%CI −10.0〜−8.9)。この関連は6か月後の追跡でも続いていた(Cohen d=−0.42)。抗うつ薬全体、アミトリプチリン、ミルタザピンで一貫して成績が低く、抗てんかん薬・抗精神病薬・フルオキセチン・ゾルピデム・ゾピクロンでも同様の傾向が見られた。
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