Applicability and effectiveness of group EMDR therapy for forced migrants.
この研究について過去の記録をさかのぼった予備的な研究で、比べる相手の群はありません。標準のEMDRではなく、移民の方向けに変えた集団の版です。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
- 著者
- Chauliac N.・Vignaud P.・Butet C.・Gautheron M.・Salome G.・Salles L.・Galia P.・Prieto N.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 9巻1号 論文番号2583875
- 発行年月日
- 2025年11月14日
- PMID
- 41236488
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDと診断された成人の強制移住者71名(庇護申請者・難民・非正規滞在の移民)。欧州の地域の心理外傷センター。
E|介入
移民向けに改変した集団外傷エピソード手順(GTEP)。心理教育・安定化と通常の8段階を集団形式で提供。
C|比較
比較対照:なし。後ろ向きのパイロット研究。PCL-5・PHQ-9・国際トラウマ質問票・K6・WHOQOL-BREFを介入の前後に測定。
O|結果
PTSDと抑うつ症状の有意な減少が認められ、大半の指標で大きな効果量が得られた。とくに複雑性PTSDの診断は60.9%から15.2%へ減少した。脱落率は15%と低く、セッションの出席率は80%と高く、強い受け入れやすさが示された。著者らは、改変版GTEPが複雑性PTSDのある人を含む移民の集団に有効で実施可能だとしつつ、対照群がないことや欠測データという限界を明記し、今後は無作為化比較試験と長期の追跡が必要だと述べている。
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