The protocol matters: A meta-analysis of psychotherapy dropout from specific PTSD treatment approaches in U.S. service members and veterans.

この研究について治療の効果ではなく、途中で中断する人の割合を比べた研究です。同じ治療でも、週1回か集中プログラムかという受け方によって、やめる人の割合が大きく変わることを示しています。
効果を検証した研究メタアナリシス
著者
Penix-Smith E.A.・Swift J.K.
掲載誌
Psychological trauma : theory, research, practice and policy
巻号ページ
オンライン先行公開(巻号は未付与)
発行年月日
2025年11月17日
PMID
41248050
技法
CPT
研究デザイン
メタアナリシス

この研究のまとめ

P|対象

米国の現役軍人と退役軍人。181本の論文から得た232件の治療、計124,092名。

E|介入

認知処理療法(CPT)を含む、PTSDへの各種心理療法。

C|比較

比較対照:なし。既存の大規模メタアナリシスの二次解析として、治療プロトコル別の脱落率を変量効果モデルで推定。

O|結果

本メタアナリシスが統合した232件の治療・124,092名では、PTSD介入全体の加重脱落率は25.6%(95%CI 22.9〜28.5%)で、治療間で有意に異なっていた(Q(21)=96.86、p<0.001、I2=98.49)。脱落率が高かったのは週1回形式の認知処理療法(CPT、40.1%)、持続エクスポージャー療法(PE、34.7%)、バーチャルリアリティ曝露療法(37.2%)だった。低かったのは週1回形式の現在中心療法(PCT、16.1%)、マインドフルネスストレス低減法(17.4%)、集団曝露療法(6.9%)。集中外来プログラム(IOP)は全体で最も脱落率が低く、CPTを含む場合でも8.5%、PEを含む場合でも5.5%だった。著者らは、週1回のCPTとPEが最も脱落の危険が高いと述べている。

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