Telehealth-Delivered Cognitive Processing Therapy for Earthquake Survivors in Türkiye: A Pilot Randomised Controlled Trial.
この研究について36名と小規模な予備的研究です。標準の認知処理療法ではなく、オンラインで行う版です。地震の被災地での実施を確かめた研究になります。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Acar B.・Moring J.・Kurt G.・Orsel S.・Acartürk C.
- 掲載誌
- Clinical psychology & psychotherapy
- 巻号ページ
- 32巻6号 論文番号e70176
- 発行年月日
- 2025年11月
- PMID
- 41268657
- 技法
- CPT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
地震の被災者で、PTSD症状が高い成人36名。トルコ。
E|介入
遠隔医療で提供する認知処理療法(CPT)。
C|比較
比較対照:通常治療の対照群。無作為割付のパイロット試験。PCL-5・PHQ-9・GAD-7・K10・WHO-5を治療前・治療後・1か月後に評価。
O|結果
認知処理療法は実施可能かつ受け入れ可能で、治療の完了率は高かった(88.8%)。1か月後の追跡において、CPT群は通常治療と比べてPTSD症状の減少が大きかった(調整平均差 −21.812、95%信頼区間 −29.07〜−14.54、p<0.001、d=1.63)。抑うつ(同 −3.15、p=0.045、d=0.59)、不安(同 −2.54、p=0.046、d=0.58)、心理的苦痛(同 −7.62、p<0.001、d=1.07)、ウェルビーイング(同 4.57、p=0.014、d=0.82)も改善した。著者らは、低・中所得国の災害後のメンタルヘルスケアにおいて遠隔医療による認知処理療法が実施可能・受け入れ可能で、有効でありうるとし、低・中所得国の文脈で災害後のケアに認知処理療法を適応・評価した初の試験だと述べている。
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