Timing and type of posttraumatic stress disorder treatment in patients with co-occurring substance use disorder and posttraumatic stress disorder - A randomized controlled trial.

この研究についてPTSDに加えて物質使用の問題がある方が対象です。EMDRは3つの治療の一つとして比べられ、他より優れているという結果ではありません。最後まで受けられた割合では別の治療に劣りました。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Lortye S.・Faber N.N.M.・Will J.P.・Marquenie L.A.・Lommerse N.M.・Goudriaan A.E.・Arntz A.・de Waal M.M.
掲載誌
Journal of substance use and addiction treatment
巻号ページ
183巻 論文番号209878
発行年月日
2026年1月9日
PMID
41520983
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

物質使用障害とPTSDを併存する患者209名。オランダの依存症治療センター2施設。

E|介入

EMDR。物質使用障害の治療と同時に行う群(50名)または順次行う群(17名)。12セッション。

C|比較

比較対照:持続エクスポージャー療法(PE)とイメージ書き直し(ImRs)。同時と順次の2通りを掛け合わせた単盲検6群の無作為化比較試験。主要評価項目は臨床家評定のPTSD症状の重症度、副次は治療の完了と物質使用障害の重症度。治療前・3か月後・6か月後・9か月後に評価。全てintention to treat。

O|結果

6か月後と9か月後を含む主解析では、実施の時期にも治療の種類にもPTSDの重症度の有意差は認められなかった。ただし3か月後の時点では同時治療が順次治療を上回り、大半の参加者も同時治療を好んだ。PTSD治療の完了についてはイメージ書き直しが持続エクスポージャー療法とEMDRに優った。物質使用障害の転帰に群間に有意差は認められなかった。著者らは、EMDRとイメージ書き直しがより確立された持続エクスポージャー療法の有効な代替であり、PTSDの治療を物質使用障害の治療の後まで遅らせる必要はないと述べている。

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