Hope enhances treatment outcome of intensive trauma-focused treatment for PTSD.

この研究について治療の効き目を比べた研究ではなく、「希望」の強さがその後の改善を予測するかを調べたものです。比べる相手となる群はありません。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
Ommen R.C.M.K.V.・Vrijmoeth C.・De Jongh A.・Schaap-Jonker H.・Rijk E.S.・Voorendonk E.M.
掲載誌
European journal of psychotraumatology
巻号ページ
17巻1号626-653頁
発行年月日
2026年1月21日
PMID
41563752
技法
EMDR
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDと診断された339名(女性82.9%)。

E|介入

8日間の集中的なトラウマ焦点化治療プログラム(持続エクスポージャー療法8回・EMDR 8回・身体活動・心理教育)。

C|比較

比較対照:なし。観察研究。治療前・中間・後にPCL-5・HHI(希望尺度)・PTGI(心的外傷後成長尺度)を測定し、線形混合モデルと媒介モデルで検討。

O|結果

希望は有意に増加し(中間・治療後ともCohen d=0.47)、PTSD症状は有意に減少した(中間 d=1.72、治療後 d=2.04)。治療開始時の希望の水準と、治療中の希望の変化のいずれもPTSD症状の低下を有意に予測し(p<0.01・p<0.001)、その逆も成り立った(p<0.001)。治療前の心的外傷後成長は、治療前の希望と中間時点のPTSD症状のあいだを媒介したが、治療後のPTSD症状との関係は媒介しなかった。

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抄録

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