WADD-SEPD Consensus on Psychological Treatment of Dual Disorders II: Neurodevelopmental, Anxiety, Post-Traumatic Stress, Somatic Symptom, Eating, and Personality Disorders and Recommendations for Future Research.
この研究について複数の技法を並べて扱う合意文書で、抄録には効果の数値が示されていません。対象はPTSDだけでなく、精神疾患と物質使用の重なった状態全般です。スキーマ療法については、標準の版ではなく二重焦点スキーマ療法として挙げられています。
効果を検証した研究対象:PTSD診療ガイドライン・合意声明全文が読めます
- 著者
- Benito A.・Jiménez-Murcia S.・Tirado-Muñoz J.・Adan A.
- 掲載誌
- Journal of clinical medicine
- 巻号ページ
- 15巻3号
- 発行年月日
- 2026年1月30日
- PMID
- 41682785
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 診療ガイドライン・合意声明
この研究のまとめ
P|対象
重複障害(精神疾患と物質使用障害の併存)のある患者。神経発達症・不安症・PTSD・身体症状症・摂食症・パーソナリティ症。
E|介入
持続エクスポージャー療法(認知処理療法・ACT・ストレス免疫訓練・EMDRとともに、重複するPTSDに有効とされる治療)。
C|比較
対象とした研究:ノミナル・グループ技法とデルファイ法を順に用いた合意形成。各重複障害への心理的治療の根拠を統合。
O|結果
本指針によれば、本合意は、重複障害に対して心理的治療、とくに統合された治療が有効だと整理している。重複するPTSDについては、認知行動療法(認知処理療法と持続エクスポージャー療法)・ACT・ストレス免疫訓練・EMDRが有効だとしている。境界性パーソナリティ症には弁証法的行動療法・力動的脱構築心理療法・二重焦点スキーマ療法が有望とされる。著者らは、既存研究の方法論上の限界を克服した研究による根拠がはるかに多く必要だと述べている。
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