Effects of basic body awareness therapy on movement quality, arousal regulation, and bodily experience in Danish military veterans with severe PTSD symptoms.
この研究について主に測っているのは身体に注意を向ける療法のほうで、持続エクスポージャー療法はその背後で並行して行われています。比べる相手の群はなく、同時に受けている治療と切り分けられません。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)
- 著者
- Nielsen A.B.S.・Folke S.・Larsen D.・Schmidt B.W.・Gjelstrup J.W.・Machon H.T.・Roitmann N.C.・Nyboe L.・Nissen L.R.
- 掲載誌
- Journal of bodywork and movement therapies
- 巻号ページ
- 46巻139-146頁
- 発行年月日
- 2025年11月11日
- PMID
- 41927168
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
重いPTSD症状のあるデンマークの男性の軍の退役軍人37名。
E|介入
基本身体アウェアネス療法(BBAT)。トラウマ焦点化心理療法(トラウマ焦点化の認知処理と持続エクスポージャー療法など)と並行して個別に12セッション。
C|比較
比較対照:なし。コホート研究。身体アウェアネス尺度の動きの質と体験(BAS MQ-E)、自己評定の内受容感覚の気づき、身体症状・PTSD・抑うつ・不安・ストレスの症状を治療前と12セッション後に評価。ウィルコクソン符号順位検定。
O|結果
動きの質全体(BAS MQ 0.97→0.49、ウィルコクソン効果量0.79)と身体体験全体(BAS E 1.43→0.86、効果量0.74)に有意な改善が観察された。内受容感覚の気づきでは、気づくこと・注意の調節・情動の気づき・自己調節・身体に耳を傾けることといった指標で大きな効果量を伴う顕著な向上が見られた。加えて身体症状・PTSD・抑うつ・不安・ストレスにも有意な改善が見られた。
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