Brief Prolonged Exposure Therapy for Posttraumatic Stress After Spinal Cord Injury: A Randomized Controlled Trial.
この研究についてPTSDに加えて脊髄損傷のある方が対象です。標準の持続エクスポージャー療法ではなく、入院中に3回行う短縮版です。PTSD症状では差が示されませんでした。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Powers M.B.・Douglas M.E.・Jones K.・Evans A.K.・Callender L.・Bennett M.・Ochoa C.・Bird C.・Tran C.・Driver S.・Hamilton R.・Sikka S.
- 掲載誌
- Topics in spinal cord injury rehabilitation
- 巻号ページ
- 18巻3号162-176頁
- 発行年月日
- 2026年4月21日
- PMID
- 42028348
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
外傷性または非外傷性の脊髄損傷のある患者148名(平均50歳、18〜87歳、65%が男性)。リハビリテーション病院の入院中。
E|介入
短縮版の持続エクスポージャー療法(Brief PE)。60分×3セッションを入院中に実施(75名)。
C|比較
比較対照:通常の心理社会的治療73名。無作為割付。主要評価項目はベースライン・1・3・6か月後のPTSD症状(PSSI-5)。副次は痛み・抑うつ・不安・睡眠障害・レジリエンス・生活の質。
O|結果
PTSD症状は両群とも有意に低下したが(p=0.003)、群×時間の効果は認められなかった(p=0.33)。病前のうつ病歴はPTSD重症度の高さを予測した(IRR=1.84、p=0.002)。6か月時点のPTSDの有病率は短縮版PE群5.9%、通常治療群9.3%で、有意差は認められなかった。平均的な痛みと日常の痛みには群×時間の有意な効果が認められ(p=0.032・0.036)、短縮版PE群のほうが27%・33%の減少(通常治療は0%・5%)で有利であった。短縮版PE群の96%が全セッションを完了し、満足度も高かった。
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