Trajectories of complex posttraumatic stress disorder symptoms change in phase-based treatment, prolonged exposure, and skills-training.
この研究について治療の優劣ではなく、症状がどのような速さで変わるかを3つの方法で比べた研究です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Sele P.・Hoffart A.・Hembree E.・Øktedalen T.
- 掲載誌
- Behaviour research and therapy
- 巻号ページ
- 論文番号105044
- 発行年月日
- 2026年4月21日
- PMID
- 42054899
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
子ども時代の虐待の後にICD-11の複雑性PTSDがある成人92名。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。
C|比較
比較対照:段階的介入のSTAIRナラティヴ療法(SNT)と、情動・対人調整の技能訓練(STAIR)の3条件。無作為割付。自己報告症状の区分線形潜在曲線モデルで軌跡を比較。
O|結果
第1区間(技能訓練の段階と、PE・STAIRの実施期間)では、PEのPTSD症状の低下が技能訓練より急で、SNTとの差はd=−0.66(95%信頼区間 −0.99〜−0.32)、STAIRとの差はd=−0.56(−0.90〜−0.23)であった。第2区間ではSNTのPTSD症状の低下がPEより加速したが(d=−0.25)、STAIRとの有意差は認められなかった。自己組織化の障害(DSO)症状の低下の速さは治療中は条件間で有意差が認められなかったが、治療後はSTAIRよりPEで減速した(d=−0.30)。
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