Treatment of posttraumatic stress disorder (PTSD).

この研究について国際的な専門家の合意をまとめた推奨です。この文献ではEMDRは比較対照を上回らなかったと整理されています。
効果を検証した研究対象:PTSD診療ガイドライン・合意声明全文が読めます
著者
Bandelow B.
掲載誌
Dialogues in clinical neuroscience
巻号ページ
28巻1号229-239頁
発行年月日
2026年6月12日
PMID
42284478
技法
EMDR
研究デザイン
診療ガイドライン・合意声明

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある成人および児童・青年。

E|介入

EMDRを含む各種の心理療法と薬物療法。

C|比較

比較対照:なし。国際的な専門家の合意にもとづく推奨の整理。

O|結果

本稿は、認知行動療法(CBT)が心理療法として最も根拠の基盤が厚いとし、仮想現実による曝露療法を新たな選択肢として挙げている。EMDRとデジタルのCBTにもとづく介入は、対照と比べた優越性を示さなかったとしている。精神力動的療法を支持する対照研究は不足しており、被災直後の予防的な心理療法は無効で有害となりうるとしている。第一選択の薬物療法はSSRIとベンラファキシンで、児童・青年ではCBTが能動的な対照に対して中程度の効果量を示したとしている。

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