Reductions in posttraumatic stress disorder re-experiencing frequency from repetitive transcranial magnetic stimulation combined with Cognitive Processing Therapy.

この研究について調べられているのは認知処理療法単独ではなく、脳への磁気刺激を足したときの上乗せで、どちらの群も認知処理療法を受けています。効果が認められたのは、つらい記憶がよみがえる回数だけでした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
Petry J.・Hoq N.・Kapadam L.・Morris E.E.・Bass C.・Spence J.S.・Motes M.A.・Hart J.
掲載誌
International review of psychiatry (Abingdon, England)
巻号ページ
38巻6号646-656頁
発行年月日
2026年7月5日
PMID
42402165
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

9.11以降の米国の退役軍人で、戦闘に関連するPTSDのある人。

E|介入

右背外側前頭前野への低頻度(1Hz)反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)と認知処理療法の併用。

C|比較

比較対照:偽のrTMSと認知処理療法の併用。無作為割付。二次解析。CAPSの症状群ごとの頻度と強度の評定を、治療前・第5セッション・第9セッション・治療後1・3・6か月に測定。

O|結果

治療と時間の有意な交互作用が認められたのは再体験の頻度のみで、他の症状群の頻度と強度の効果は有意ではなかった。偽のrTMSと認知処理療法の併用と比べて、実際のrTMSと認知処理療法の併用は、第9セッションから6か月の時点にかけて再体験の頻度を有意に大きく、かつ持続的に減らした。著者らは、この二次解析がPTSDにおいて認知処理療法を補強するrTMSの臨床的な特異性と、右背外側前頭前野の役割の可能性についての示唆を与えると述べている。

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