Pacing in posttraumatic stress disorder therapy: A meta-regression of treatment frequency and completion rates.

この研究について症状の改善ではなく、治療を最後まで受けられた人の割合を比べた研究です。認知処理療法はEMDRより完了率が低いという結果ですが、「完了」の定義が研究ごとに揃っていない点も示されています。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他
著者
Horton D.M.・Shi G.・Davis M.A.・Grau P.P.・Kilbourne A.M.
掲載誌
Journal of traumatic stress
巻号ページ
オンライン先行公開(巻号は未付与)
発行年月日
2026年7月26日
PMID
42504047
技法
CPT
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

PTSDの臨床試験84の治療群(66件の研究)。

E|介入

認知処理療法。治療の頻度(週1回以下か、週1回を超えるか)と完了率の関連を解析。

C|比較

比較対照:持続エクスポージャー療法とEMDR。メタ回帰。

O|結果

認知処理療法と比べ、持続エクスポージャー療法を完了するオッズはわずかに低かった(OR=0.73、95%CI 0.62〜0.86)が、EMDRを完了するオッズは2倍以上だった(OR=2.44、95%CI 1.82〜3.27)。持続エクスポージャー療法の頻度を上げると、認知処理療法と比べた完了のオッズが2倍になった(OR=2.15、95%CI 1.55〜2.99)。EMDRでは頻度と治療の交互作用は有意でなかった。副次評価項目では治療完了の定義に大きな異質性があり、全セッションの完了を明示的に治療完了と定義していたのは全体の3分の1のみだった。

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