Beyond fear: dual task interventions are effective for fear and non-fear memories.

この研究について標準のEMDRではなく、その一部だけを取り出した手続きです。EMDRそのものではなく、その中心とされる「思い出しながら別の作業をする」部分だけを取り出したオンライン実験です。対象は患者さんではありません。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
van Schie K.・van Veen S.C.
掲載誌
Cognition & emotion
巻号ページ
1-12頁
発行年月日
2026年8月20日
PMID
42622123
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

オンラインの参加者560名。患者ではない一般の参加者。

E|介入

想起+二重課題(眼球運動)。EMDRの中核とされる二重課題の要素を取り出した介入。

C|比較

比較対照:想起のみ。恐怖・恥・怒り・悲しみのいずれかが主となる自伝的記憶を想起する条件に無作為割付し、介入の前後で記憶の鮮明さ・不快さ・想起しやすさを評定。

O|結果

いずれの感情についても、想起+二重課題のほうが想起のみと比べて鮮明さと不快さ(および想起しやすさもいくらか)の低下が最も大きかった。記憶の感情の種類は、介入の効果を確実に調整していなかった。著者らは、二重課題の介入が感情の点で多様な自伝的記憶に適用でき、恐怖が主となるトラウマ記憶を超えて用いる根拠を暫定的に支持する所見だとしている。

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