Relation between outcome and the patient's initial experience of the therapist and therapeutic conditions in four treatment methods for phobic disorders.
この研究について対象はPTSDではなく恐怖症の女性です。主に測っているのは効き目ではなく、初回に治療者をどう感じたかが結果と結びつくかどうかです。1984年の研究です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Persson G.・Alström J.E.・Nordlund C.L.
- 掲載誌
- Acta psychiatrica Scandinavica
- 巻号ページ
- 69巻4号296-306頁
- 発行年月日
- 1984年4月
- PMID
- 6144244
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
洞察志向の心理療法に適さないと判断された恐怖症の女性103名。
E|介入
治療者主導の持続エクスポージャー療法(PE。4つの治療法の一つ)。
C|比較
比較対照:力動的な支持的療法(ST)・リラクセーション療法(R)・基礎療法(B)に無作為割付。初回面接の直後に療法体験目録(ETI)で治療者の体験を自己報告させ、独立評価者が治療開始時・3か月後の終了時・1年後に症状と機能を評定。
O|結果
持続エクスポージャー療法とリラクセーション療法を受けた患者は、支持的療法・基礎療法を受けた患者より治療者への満足度が高かった。持続エクスポージャー療法の患者は、治療者がより良い接触を提供し、より確信と知識をもち、正しい療法を与えているようだと評価した。持続エクスポージャー療法群では、治療成績と初回の治療者体験のあいだに正の関連が認められた。したがって、この種の行動療法では良好な治療者・患者関係が良い成績に重要であるという実証的な根拠があると著者らは述べている。
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