Eye movement desensitisation and reprocessing versus exposure in vivo. A single-session crossover study of spider-phobic children.

この研究について対象はトラウマではなくクモ恐怖です。この種の恐怖症ではEMDRに上乗せの価値はなく実生活内曝露が優れるという、技法に不利な結論を含みます。
効果を検証した研究原著・その他
著者
Muris P.・Merckelbach H.・Haaften H.V.・Mayer B.
掲載誌
The British journal of psychiatry : the journal of mental science
巻号ページ
171巻82-6頁
発行年月日
1997年7月
PMID
9328502
技法
EMDR
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

DSM-III-Rの特定の恐怖症の基準を満たす、クモ恐怖のある子ども22名。

E|介入

EMDR。1セッション。

C|比較

比較対照:実生活内曝露1セッション。交差デザインで両方を実施し、自己報告・行動回避テスト・皮膚コンダクタンス水準で評価。

O|結果

EMDRに肯定的な効果が認められたが、とくに自己報告の指標がEMDRに反応しやすいことも示唆された。行動指標での改善はそれほど顕著ではなく、回避行動の低減では実生活内曝露のほうが優れていた。皮膚コンダクタンス水準ではEMDRと実生活内曝露に差は見られなかった。著者らは、この種の動物恐怖症の治療においてEMDRに上乗せの価値はなく、実生活内曝露が選択すべき治療だと述べている。

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